私たちの指示一つが、あらゆる「現場」のクオリティになる。
スタジオ、中継現場、イベント会場――縦横無尽にフィールドを広げる
プロたちが明かす、本番を動かす面白さ
入社2年目の若手から、組織を牽引するマネジャー、そして職人技を持つベテランまで、
すずまるの最前線で活躍する4名による座談会。
スタジオ最前線を仕切る「えふD」と、副調整室から映像・音声をコントロールする「たくD」。
スタジオを飛び出し、中継現場やイベント会場へとその活躍の場を広げ続ける私たちが、
「本番特化」という唯一無二の働き方、特有のやりがい、そしてすずまるでしか味わえない仕事の醍醐味を熱く語り合います。
入社2年目
Sano佐野
「えふD」としてスポーツ番組、教養番組などを担当。
社内「油そば部」計画中。
- 主な担当番組
- ワースポ×MLB(NHK)、Going!Sports&News(日本テレビ)、中国語!ナビ(NHK)
入社9年目・マネジャー
Kishida岸田
「えふD・たくD」としてスポーツ番組や情報番組などを担当。プレーヤー兼マネジャー。
- 主な担当番組
- Going!Sports&News(日本テレビ)、明日が変わるトリセツショー(NHK)、国際報道(NHK)
入社15年目
Ishikawa石川
「えふD」として報道番組や育児番組などを担当。
一男二女のママ。
- 主な担当番組
- すくすく子育て(NHK)、うまいッ!(NHK)、NEWSLINE(NHK WORLD)
入社21年目
Furukawa古川
「えふD」として情報番組や子供向け番組などを担当。
社内勉強会を定期開催。
- 主な担当番組
- あさイチ(NHK)、NHKニュース7(NHK)、ノージーのひらめき工房(NHK)
TALK THEME 01
「えふD」と「たくD」の職種の魅力とは?
古川佐野さんは入社2年目になって、いよいよ1人で現場を任される機会も増えてきたよね。仕事の面白さはどう?
毎日が本当に刺激的です! 1年目の研修期間を終えて、今は「えふD(フロアディレクター/FD)」として1人でスタジオや現場に立つ責任の重さを実感しています。でも、キュー(きっかけ)がバシッと決まった瞬間の快感は、何物にも代えられません。
佐野
岸田この前、現場で後ろ姿を見ていたけれど、スタジオの空気感をちゃんと先回りして読んで動けていたね。すずまるの「本番特化」という強みが、2年目にしてしっかり身体に馴染んできている証拠だね。
ありがとうございます! 先輩方にそう言っていただけると本当に励みになります。
佐野
石川「えふD」の仕事って、単にスケジュール通りに進行させるだけではないよね。制作スタッフや演出家が企画に込めた熱い想いを汲み取り、現場のスタッフや出演者の方々の動きにリアルタイムで落とし込んでいくことこそが目的だと、最近改めて深く実感しているかな。
素晴らしい気づきだね。「えふD」の活躍するフィールドはテレビや配信のスタジオだけじゃない。イベントの舞台監督として全体を仕切ったり、舞台袖で出演者の緊張を和らげながら最高のタイミングで送り出したり、屋外の中継先で現地の臨場感をコントロールしたりする。まさに「現場の司令塔」として、あらゆる場所の最前線をスムーズに進行させる大切な役割があるよね。
古川
石川本当にフィールドが広いよね。岸田さんは9年目でマネジャー職も務めながら、副調整室(サブ)で「たくD(送出卓ディレクター/卓D)」として仕事しているけど、どのような意識で働いている?
「たくD」は、テレビ局の副調整室の中から、視聴者に届く映像や音声の最終的な構成をコントロールする役割。総合演出やディレクターの意図を汲みながら、今どのカメラの画を出し、どのテロップをのせ、どのVTRを出すべきかをミリ秒単位で瞬時に判断して指示していく。いわば、本番における「最終演出家」だと思っているよ。
岸田
佐野カッコいいです! 「えふD」としてスタジオや舞台袖にいると、インカムから流れる指示の的確さにいつも助けられています。
マネジャーの視点から見ても、「えふD」と「たくD」の連携はすずまるの最大の武器。単に手順をなぞるだけじゃなく、関わるスタッフ全員とプロとしてどう意思疎通を図るかで、生放送やイベントのクオリティがガラリと変わるからね。
岸田
古川お互いの役割が噛み合って初めて最高の作品になるからね。「えふD」が作った現場の空気や熱量を、「たくD」がサブや中継車で的確に捉えて形にする。
「えふD」が現場の最前線を進行管理するのに対して、「たくD」は副調から全体をコントロールする。アプローチや回す「場」がスタジオ、中継現場、舞台のように違っていても、目指すところは完全に一致しているんだよね。
石川
古川一般的な制作会社と違って、僕たちは企画やリサーチではなく、生放送や収録、イベント本番という「最終的な要」を専門に任されているプロフェッショナル集団。だからこそ、制作担当者がどんな思いで、最終的にどう仕上げたいのかを瞬時に汲み取り、現場で機転を利かせる。ここに、この仕事の絶対的な面白さと、職種としての無限の広がりがあるよね。
それぞれの現場や関わるメディアによって求める正解が全く違うからこそ、探求しがいがある。まさに、終わりなき挑戦の連続だと思います。
石川
えふDとたくDの仕事
えふD
- 主な役割
- フロア全体を統括し、現場の最前線で進行と演出を管理しコンテンツを作り上げる。
- 具体的な作業
- 出演者への指示やタイムキープ
- カンペの作成
- リハーサルや本番の進行
- 現場の雰囲気づくり など
- すずまるならではの
特徴 - 業界でいち早く専門職として確立し、35年以上の経験値の蓄積が強み。
幅広いジャンルのコンテンツ制作の経験が豊富。
「たくD」のノウハウを活かすことで、副調整室側の状況を理解し、精度の高い指示が出せる。
たくD
- 主な役割
- 制作現場の最終演出家として、視聴者に届く映像・音声のコンテンツを完成させる。
- 具体的な作業
- テロップやVTRを出すタイミングの指示
- カメラ割り(どのカメラ映像を使うか)の指示
- タイムキープ
- 現場の雰囲気づくり など
- すずまるならではの
特徴 - 業界でいち早く専門職として確立し、25年以上の経験値の蓄積が強み。
幅広いジャンルのコンテンツ制作の経験が豊富。
「えふD」のノウハウを活かすことで、フロア側の状況を理解し、精度の高い指示が出せる。
経験が「直感とスキル」に変わる瞬間とは?
TALK THEME 02
岸田さんは「たくD」として、現場をコントロールする上で、プロフェッショナルとして特に意識している視点は何かある?
石川
岸田ただ指示を出すのではなく、その現場の「セオリー」や「文脈」を深く理解することを心がけているかな。例えば、スポーツニュースの現場では、どのタイミングで誰をワイプに映すか、VTRへどう繋ぐかで全体の熱量が大きく変わるんです。また、最近増えている大型イベントやWeb配信の現場では、テレビとはまた違ったテンポ感が求められます。最初は演出意図とのズレを指摘されることもあって、試行錯誤の連続で……。
現場ごとの演出ルールや空気感は、何度も本番の現場で修羅場を経験し、重ねていって初めて身体に染みついていくものだからね。僕も20年やっているけれど、未だに新しい現場に行くたびに発見があるよ。
古川
岸田そうですね。その経験の積み重ねがあるからこそ、ディレクターとしての判断軸が身につき、今では状況に応じたベストな指示を自信を持って出せるようになりました。マネジャーとしても、メンバーが様々な現場で得た知見を社内に持ち帰って共有してくれるので、チームとしての対応力がどんどん上がっているのを実感します。
先輩方の流れるような指示や判断力、視野の広さを見ていると、本当に職人技だと感じます。私もわからないことはその場や、オフィスに帰ってからすぐに先輩方に聞いてクリアにし、確実に自分のスキルとして吸収するよう日々心掛けています!
佐野
石川そうやって失敗や経験を重ねて、一人で大きな特番やイベントを担当できるようになることで、みんな少しずつ殻を破っていくんだよね。佐野さんも日々の努力がしっかり形になっていると思うよ。私が育休から復帰したとき、佐野さんの成長がとても頼もしく感じたもの。
その通り。わからないことは素直に聞いて、プロの先輩たちから即座にフィードバックを得るのが成長の一番の近道だからね。すずまるの若手は、本当に数ヶ月単位で目覚ましくスキルアップしていると感じるよ。
古川
岸田僕自身の経験からも言えるのですが、すずまるの良さは、「えふD」としての経験が「たくD」の仕事に100%活きる、その逆で「たくD」の経験もまた「えふD」に活きるところ。
「えふD」と「たくD」、両方の視点、そしてスタジオ、中継、配信、舞台などのあらゆる現場を経験することで、コンテンツ全体を俯瞰してコントロールする「圧倒的な現場力」が身につくよね。これは「すずまる」でしか手に入らない、強力なキャリアの可能性だと思うな。
石川
TALK THEME 03
すずまるで働く誇りとワクワク感とは?
佐野本番に向けてスタッフが一丸となって、最終形を作り上げていく一体感がたまらないなぁって、最近すごく思うんです。
徹底的な準備があるからこそ、その最高の瞬間を作れるわけだしね。すずまるには「自分で現場をコントロールし、より良いものにしたい」という前向きな誇りを持ったプロが集まっているから、一緒に働いていて本当に気持ちがいい。
古川
岸田特に大勢のスタッフで挑む特番や大型のライブ配信などでは、「アイデア次第でもっとクリエイティブに、もっと自由に『場』を動かせる可能性がある」とワクワクします。テレビの枠に縛られないからこそ、この仕事の未来は明るいなと。
時代の変化に合わせて、僕たちの活躍するメディアや舞台はどこまでも広がっていく。あらゆるジャンルの現場に関われるからこそ、自分の可能性をどこまでも広げていける面白さがあるよね。
古川
石川本当にその通りですね! 自分次第でいくらでも新しい挑戦ができる環境です。お互いを高め合いながら、常に上を目指していけるのがすずまるの魅力だと思います。
すごく緊張するけど、先輩方の話を聞いていると、本当に可能性に満ちた世界を広げていける仕事なんだと改めてワクワクしました! 私も早く様々な現場を強力に引っ張って、たくさんの人に最高の“はなまる”を届けられる存在になりたいです!
佐野